株式会社セクション 謎の工場に潜入~

当社の工場、心臓部といっても過言ではないのが「株式会社セクション」です。

1988年、昭和63年、シルクロードが創業されてから14年後に設立されました。来年で30周年です。シルクロードはすでに40周年を終えています。

建物は現在はシルクロードの隣に設置されています(以前は離れていたことろにありました)

 

 

 

 

 

営業マンを主体とするシルクロードが、営業活動で収集してきたショップ様からのいろんなリクエストや情報を元に、オリジナル商品を製造するために設立されました。

シルクロードは問屋です。ですのでオリジナル商品だけでなく、他のメーカー様の商品、海外輸入品など、売れるものは車の部品だけではなく、健康食品まで、なんでも販売します。

当社のメインたるオリジナル商品の半分以上はセクション製です。シルクロード営業マンが、全国の店主様とひざを交えて話をすると、いろんな要望が見えてきます。お客様と直接最前線で触れる立場にあるショップ様の意見と情報は、最新情報です。これを当社営業マンが会社に持ち帰り、会議で分析、精査し、その中から販売したいものをセクションに発注するという流れで、オリジナル商品が生み出されています。

もともとは自社でいろんなものを製造していましたが、最近はあまりにもその種類と内容が多く、複雑になりすぎたため、半分以上は奈良県、大阪府を中心とした下請け様に依頼し、工場内で集まった部品を組み立てることが多くなっています。けれど、基本となる型取り、サンプル製作、は当社でやっていますし、その気になれば量産品もすべてまかなうことができる設備はそろえてあります。

 

(ショックアブソーバテスターと耐久試験機)

 

 

 

 

 

(ショック組み立て台。オーバーホール、減衰変更も可能)

 

 

 

 

 

(機械オンチなのでわかりません。アルミを削ってます(笑))

 

 

 

 

 

(うん、なんか削ってます)

 

 

 

 

 

(なんかいっぱいおいてあります)

 

 

 

 

 

取材NGの場所が多いので、早朝に潜入しましたが、すぐに見つかり、追い出されました。なんて融通の利かない人たちでしょう。一個のネジを拝借しようとしても、怒鳴り散らされ書類を書かないといけないので、とても面倒くさいです。とにかく細かい…(だからこそ信頼できるのです。)

いろんな人が働いていますが、個性的なひとばかりです。セクションの要となる工場長、写真NGです(笑)

 

 

趣味パチンコ、愛車Y34、昔、悪ぶってたくせに酒がまったく飲めません(笑)

金が無い若いころDR30をシャコタンにしようと、バネを左右交互にサンダーでカットし、左右のバランスが取れるまでカットし続けたらバネが無くなったという底なしのアホです。

入社25年近くなった今は、もともとコンピューターに強かったこととクルマ好きだったこと、努力家、そして下請けのおじさんたちをあごで使う横暴さと人徳で、工場長になりました。勉強好きで、独学で図面、型取り、溶接、加工、設計、そして特殊なアルマイト、塗装、レーザー技術などを習得し、CADを駆使できるようになり、今では名実ともに工場長です。

 

今回はもう1人紹介しましょう。

 

I氏です。シルクロード創業期のメンバーの1人で、在社は40年近い1980年入社です。

後ろ姿は恐ろしく凶暴です。昔はタワシもびっくりの毛がふさふさに生えていたようですが、年月とは恐ろしいものです。

独身者に多い特徴として、いつ組み立てるかわからない飛行機やヘリのラジコンを多数所有し、おそらく長年洗っていない水槽で高級な熱帯魚を大量に飼っていると言われています。

ラリー、ダートトライアルから始まったクルマ好きであること、そして工業系の学校出身で、数字に非常に強いことから当社商品の車検に関する書類を担当してくれています。

サスペンションアームなどを装着したクルマの車検時、事前申請不要の構造変更書類が当社では発行できますが、それらの書類を陸自とうち合わせしてOKをもらってくれている人です。

http://silkroad-jp.com/portfolio-2/footwork/foot_arm

複雑で難解な書類を作っている姿はカッコいいですが、パソコンがエロ●●を見ていたら詐欺ページに飛んでしまい、あたふたして助けを求めている姿は残念そのものです。

まだまだ面白い人々が生息していますので徐々にご紹介させていただきます~。